はじめての幹事

団体旅行の幹事さん必見!貸切バスの座席を決めるときに気をつけたいこと

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団体旅行のバスって、わいわい、がやがやしながら、にぎやかで楽しいイメージがありませんか?

参加する方は純粋にバスの旅を楽しめば良いのですが、幹事さんはいろいろやる事が多く、社員旅行であれば仕事の合間をぬって作業をする形になり、非常に大変な思いをされた方も多いのではないでしょうか。

そんな大変な作業のひとつに、バスの座席決めがあります。どの人が、どこに座るかを決めるだけなのですが、頭を悩ませることもしばしば、、、

社員旅行の場合は、部署内の人間関係や上司の方への気遣いなど、考えだしたらきりが無いと思います。

そんな幹事さんにとって、座席を決めるときの参考になれば幸いです。

貸切バスの座席って何席あるの?

一口に貸し切りバスと言っても、いろんな種類があります。まずは簡単ですが、バスの種類や座席数などを確認していきましょう。

大型バス

一般的にもっとも大きなバスになります。 座席数は車種や内装によっても異なりますが、正シートは45~49席となります。 補助席を入れると最大で60席まで座ることができます。

中型バス

大型バスよりも一回り小さいバスとなります。 こちらは正シートが27、28席となります。 補助席も使用することができます。

小型バス

こちらは中型バスよりも一回り小さいバスで、正シートは20~25席となります。 トランクがついていますので、荷物も積むことができます。

マイクロバス

こちらはバスというよりも、ワゴン車の大きいタイプと言ったほうが分かりやすいでしょう。 正シートは22席程度で、3列シートとなります。 席数としては、小型バスとマイクロバスは同じように思われるでしょうが、下記のような違いがあります。

  • 違い 小型バス マイクロバス
  • 席の列数 4列シート 3列シート
  • 荷物 車体下部と座席の上部 足元と後部トランク
  • 揺れ 少ない 普通車と同じとお考えください
  • 特殊なバス

その他に、設備の違いや特殊な席などのバスがあります。

トイレ/化粧台付き、コンセント/USB付き、車椅子対応、ボトルクーラー、テレビ、DVD、カラオケ、ビンゴゲーム、空気清浄機、後部サロン席などがあります。

座席を決める前に気をつけたいこと

実際にバスの座席を決めていく前に、まずは特別な配慮が必要な方が参加者の中にいないか確認しましょう。

具体的には、

持病をお持ちや怪我をされている人(足が悪くて歩くのが大変な人)
乗り物酔いをしやすい人
がいないかを確認しましょう。

乗り物酔いをしやすい人

乗り物酔いをしやすい場所というのは特に決まっていないとは思いますが、ご本人に希望の場所があれば優先してあげるとよいでしょう。

また、前方の席であれば、具合が悪くなった時に幹事さんや添乗員に言いやすいというメリットもあります。

あくまでも人それぞれですので、ご本人に確認しましょう。

持病をお持ちや怪我をされている人

こちらの方は乗り降りがしやすい前方の席がよろしいかとは思いますが、こちらもご本人の希望を聞いてみて、優先するようにしましょう。

幹事さんの席

幹事さんは参加者に次の行動をバス車内で案内したり、到着先での手続きが必要であったりする場合がありますので、前方の席をおさえましょう。

幹事さんが複数人の場合は、前方と後方に別れて座っている場合もあります。この場合は後方の人の意見が幹事さんに届きやすいといったことや、幹事さんからの案内が後方に伝わらないといったことを防ぐことにつながります。

どんな方法で決めるか

座席を決める方法はいくつかありますが、それぞれの長所短所を説明していきます。

自由に座れるようにする

これは単純明快です。

当日早く集合場所に来られた方から順番に、好きな座席に座ってもらう方法です。

早いもの順ですので、誰もが分かりやすく不満を言われる方も比較的少ないと思われます。

注意点としては、

特別な配慮が必要な方の席は事前におさえておく。
席数に余裕がなく、グループが離れてしまう席しか空いていない場合は、可能な範囲で、すでに着席されている方に移動してもらう。
などの心づかいが必要な場合があることを考慮しておきましょう。

幹事さんを中心に任意で決める

例えば社員旅行であれば、実際には参加者間の人間関係によって、「〇〇さんの近くはちょっと」であったり、「上司の隣は緊張する」、「仲の良い同期の隣に座りたい」、などの意見が出てくる場合があります。

このような各自の意見を幹事さんが取りまとめて座席を決める方法です。

うまくいけば、丸く収まって楽しいバス旅行を過ごせる反面、意見を聞きすぎることで、「こちらを立てればあちらが立たず」となり、八方ふさがりになる可能性もあります。そうなってしまうと幹事さんへのプレッシャーは相当なものです。

全員に聞いてしまうのはある程度覚悟をもっておこなうようにしましょう。

くじ引きで決める

公平にくじ引きをして決める方法です。これは公平ですので、不平不満が出ても仕方がないとのことで収まるのではないでしょうか。

くじ引きの方法としてはひとりずつ引く方法や、部署ごとやご家族で参加の場合のようにグループ毎に引く方法もあります。

状況にあわせて選択してもらえれば良いでしょう。

絶対におすすめしない決め方

当日にくじ引きで決める。これは絶対にやめましょう。思っているより時間がかかって当日の出発が遅れること必至です。

それぞれに適した方法で決めよう

どの方法が良いかは、ご参加されるそれぞれの団体によって異なるので、どれが最も良いかは決めることが出来ません。参加される方の関係性や雰囲気によってその都度決めるのが良いでしょう。

また、幹事さんが一人の場合は自分だけで考えると煮詰まってしまうので、周囲の協力者に相談しながら決めていきましょう。(弊社にも是非ご相談ください!)

もし、バスの座席数に余裕があれば、自由席にしてしまうのが幹事さんへの負担が最も少ない方法です。ただし、特別な配慮が必要な方をまずは優先するようにしましょう。

せっかく多くの人が日時を合わせて参加するご旅行ですので、ご参加されるみなさんがご旅行を楽しめるように、幹事さんは確実に計画を進めていくことが大事です。

幹事さんのパートナーとして

コミュニケーションツアーズでは団体旅行のお手伝いを25年以上続けております。

貸し切りバスプラン以外にも、飛行機利用プランや周年行事のパーティー、企業の運動会などのレクリエーションなどもお手伝いさせていただいております。

「初めての幹事で何から手をつければ良いか分からない」や、「毎年幹事をしているが、何か新しい企画はできないか」など、幹事さんのパートナーとして気兼ねなくご相談ください。

お客様のご要望にあったプランの提案、お見積りをさせていただきますので、 団体旅行をご検討の際は、是非一度お声がけをお願い致します。

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